少し不思議なタイトルを付けさせていただきましたが、私の友人がNPOを設立し、障害者によって育てられた胡蝶蘭の販売を手掛け始めました。
企業は、CSRへの関心の高まりもあって、障害者雇用に積極的に取り組むところが増えており、障害者の就職率・就業率とも増えている状況にあります。
一方、障害者は、身体、知的、精神それぞれ障害の程度によって働く環境が大きく左右されているのも事実です。これに対し、障害者が働きやすい環境を模索し、障害者でも対応できる一定業務の集約化やバリアフリー環境作りなど、少しでも働く環境を増やそうという取り組みが進められているケースもありますが、それでも障害者が広く社会で活躍できる環境が整っているとは言えないでしょう。
このNPOのミッションの一つに、「障害者所得倍増計画」があります。それは、非雇用に身を置かざるを得ない知的障害者の平均月収額約13,000円を、少なくとも倍増、当面の最終目標としては10万円まで引き上げようという構想です。
着目したのは、胡蝶蘭でした。胡蝶蘭を育てるのは、技術はもちろん、愛情も大切な要素といわれます。たとえ、障害者に社会に対応する能力が欠けているとしても、人並み以上に愛情を注ぐことができれば、一定の外部サポートによって、胡蝶蘭を立派に育て上げることができるのです。
このプロジェクトが広まれば、障害者の雇用機会が増えることは間違いありません。当社はこのプロジェクトに賛同し、注文窓口としてお手伝いするとともに、NPOからの理解を得て、ご注文1件ごとに3,000円を、東日本大震災の復興支援に寄付します。
最高級の胡蝶蘭ですから、価格はそんなに安くはありません。ただ、一般的に流通している相場での料金設定にはできました。
法人が、大切な取引先の記念日などに贈られるケースが多いと思いますが、障害者と被災地支援を合わせて、心の通ったCSRをされてみてはいかがでしょうか。
大変立派な5本立ちの胡蝶蘭が5万円です。ぜひ、大切な方やお客様のお祝いに、障害者の自立支援と被災地支援につながる胡蝶蘭をお選びください。
株式会社キャリアアンドブリッジ 代表取締役 遠藤昌明
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