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【ニュースリリース】神奈川県就業体験事業で研修プログラムを受託
(2012年7月26日)

株式会社キャリアアンドブリッジ(東京都中央区、03・5464・3516、代表取締役:遠藤昌明)はこのほど、神奈川県が実施する2012年度就業体験(インターンシップ)事業「シンクタンク神奈川大学連携平成24年度モデル事業 神奈川県版インターンシップ」について、事前および事後の研修プログラム運営を受託しました。本事業は、神奈川県が2011年度より独自に実施する県内大学生への就業支援策で、大学生の就業力向上に加え、地元企業の魅力を学生に訴求することも目的としています。初年度の昨年は81名の学生が参加し、就業力を伸ばす就業体験に取り組みました。12年度は、前年度の実績を踏まえ、学生個人の就業力の一層の向上に加え、地元企業の持つ魅力がより深く理解されるプログラム運営を目指します。

当社は、12年度「シンクタンク神奈川大学連携平成24年度モデル事業 神奈川県版インターンシップ」において、神奈川県内にある大学の学生と、魅力ある中小企業とをつなぐ就業体験機会のプログラム開発および運営サポートを行います。プログラムの中では、事前研修として主にワークショップ形式にて、①就業体験の参加目的の明確化、②就業体験を通じて伸ばしたい就業力の特定、③参加企業についての基礎理解、④参加の基本態度の習得――に取り組みます。

その後、実際のインターンシップを経て、事後研修では、①学生が就業体験で得たことの認識、②就業体験からの学びの深化――などを目的とした成果報告会を実施します。特に今年度は、前年度の実績を踏まえ、受け入れ企業・団体の事業理解をふまえて、学生が自分の持つ就業力を意識して就業体験に取り組ませることで、より一層の就業力伸展と、学生・企業双方の満足度向上を目指してまいります。

本事業は、現在、国が検討する学内ハローワーク設置など若者雇用戦略に先駆けた形で、神奈川県が独自に実施するキャリア教育プログラムです。県内大学の学生が、神奈川県内企業・団体での業務体験を通じて「社会的及び職業的自立を図るために必要な力(=就業力)」を高めることを目的に、大学・地域・行政の連携によってスタートしました。卒業年次を除く在学生を対象としたキャリア教育重視のインターンシップとして、単なるマッチングによるインターンシップ体験ではなく、実効性を高めるために実習日数を最低でも5日以上と設定。この中では、「参加意識を高める」、「学びを深める」との観点で充実した研修メニューを用意しています。

■初年度(平成23年度)神奈川県インターンシップ事業の成果
経済産業省の有識者委員会では、「社会人基礎力」を、「前に踏み出す力」(アクション)、「考え抜く力」(シンキング)、「チームで働く力」(チームワーク)と定め、これに基づいて各種能力を細分化し、各受講者が自己能力の変化を確認できる詳細フレームの設計が民間のシンクタンクなどよりなされています。このフレームに基づき、自己能力評価を実施した結果、本事業による基礎力の変化は平均して向上し、なかでも親和力、統率力、行動持続力、実践力などで顕著な成果が見られました。

当社は、これからも学習効果重視の高度な研修プログラムを市場に提供し、人材・産業・地域の活性化に貢献してまいります。

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